令和2年9月から地域包括ケア病床を開設します

  • このページを印刷

令和2年9月から地域包括ケア病床を開設します

 地域包括ケア病床とは、急性期の治療を終了し、病状が安定した患者様に対して、在宅復帰に向けて医療管理、リハビリ、退院支援など効率的かつ密度の高い医療を提供するために平成26年4月から国の制度として導入された病床です。これまでは、一般病床に入院されて症状が安定しますと、できるだけ早期に退院していただくことになっていました。しかし、もう少し経過観察が必要な患者様、在宅復帰に不安がある患者様、在宅復帰に向けて積極的なリハビリが必要な患者様などのために、当院では地域包括ケア病床をご用意し、安心して退院していただけるようにいたしました。

1.在宅復帰を支援するための病床です

急性期治療後、病状が安定した患者様に対して、住み慣れたご自宅(施設)への復帰支援を医師、看護師、リハビリスタッフ、薬剤師、管理栄養士、社会福祉士などが協力して行います。最大60日間可能です。

2.対象となる患者様の具体例

①入院治療により症状が改善し、在宅復帰を希望される方
②入院治療により病状が安定し、在宅復帰に向けてリハビリテーションが必要な方
③ご自宅(施設)復帰に向けた療養準備が必要な方

3.入院医療費について

入院料は、特別に定められたもの以外の投薬、リハビリ、簡便な検査や処置を含む定額料金です。前期高齢者(70~74歳)、後期高齢者(75歳以上)の方は、月の医療費の上限が定められているため、負担額は一般病床利用時と概ね変わりはありません。

入院医療費についてご不明な点は、受付窓口へお気軽にお尋ねください。

地域包括ケア病床パンフレット