10月22日、今金小学校体育館において、「第14回いまかね図書まつり」が多くの
子ども・家族などが集い、開催されました。
絵本セラピストの小笠原志穂さんを講師に迎えたワークショップでは、大人の立場で
絵本と関わると子どものときとは違った印象を受けると改めて実感しました。
また、別室ではイラストレーターのカワグチリオさんによるキーホルダーづくりでは
子どもと親がスタッフに教えてもらいながら夢中になって取り組んでいました。
その後、ハローブック、学童保育所、じゃがいもの花、マザーズポケットによる
絵本や紙芝居、人形劇の読み聞かせが行われ、各団体とも練習の成果がうかがえる
堂々とした発表だった。
昼食には、商工会女性部、ポンポンチセなどのお手製の飲食物が提供され、
来場者並びにスタッフのお腹を満たしました。
午後からの写真絵本家・小寺卓矢さんによる講演会・トークセッションでは、
自身が写真絵本を作るとき大切にしている「対象と向き合い、必要なことを
選び切り取り、伝える相手を意識し、自分なりに再構成することで
<自分の姿>が見えてくる。また、それをアウトプットすることが大切だ」
というエピソードが紹介され、聴講者は熱心に耳を傾けていました。
どの催しも「絵本のチカラがふるさとをつないでいる」と感じることができ、
盛会のうちに終了しました。