ふるさと応援大使「阿知波悟美氏」が紀伊国屋演劇賞を受賞

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紀伊国屋演劇賞を受賞

【紀伊国屋演劇賞とは】

 株式会社紀伊國屋書店で、昭和39年(1964)3月紀伊國屋ホール開設により芸術鑑賞の気運を醸成し、いささかなりとも現代日本における文化・芸術の交流の場として役立つことを念願としてまいりましたが、さらに新しい芸術創造の進展に寄与するため、毎年1月より12月までの間、東京に於いて上演される演劇公演を審査の対象として、昭和41年(1966)『紀伊國屋演劇賞』が設定された。


【受賞の経緯】(劇団NLTより)

 MUSICAL「O.G.」は、当初新宿の80人も入らない小劇場で2016年に初演いたしました。それをNLT製作として2019年からセットや照明、音響を変え、大ホールでの上演を可能にして、今では主に地方の演劇鑑賞会主催でこれまで200ステージ以上の上演をしています。
 それに加えて公立文化施設の公演もあり、2019年3月17日に今金町民センターでも上演をしていただきました。2023年9月10日には、北海道道南の長万部町学習文化センターで公演し、今金町からバスで多数の方を乗せ会場に足を運んでいただきました。

 そして地方公演の合間に、2023年4月11日、12日に銀座博品館劇場で東京公演を行っています。
 紀伊國屋演劇賞の審査員は、この公演を観ているのですが、この成果が受賞に結びついています。たった2日間の公演ですが、それまでにどれだけの観客に受け入れられたかということも当劇団のパンフレット等の情報で審査員は理解しています。

 受賞の概要は、上記表記のとおりとはなりますが、今金町での上演も今回の受賞に繋がっていると私どもでは考えています。
 当時の今金町での上演は、会場の大きさや設備の違いもあり困難を極めましたが、阿知波氏の熱意と今金町のご協力があって実現することができたと思ってます。
 今回の紀伊國屋演劇賞受賞の理由は、「O.G.」の企画および"カズエ"(阿知波氏が演じる)の演技が受賞の理由となっています。
 携わっていただいた皆様、本当にありがとうございます。

贈呈式

 贈呈式 令和6年1月30日(火)
 贈呈式場所 新宿 紀伊国屋ホール

 受賞者 阿知波悟美(今金町ふるさと応援大使)

第58回 紀伊国屋演劇賞決定のお知らせ