ピリカ遺跡を発掘すると石器はどんなふうに出てくるのでしょう?
石器の出土状況をそのままの状態で保存・展示する施設が「石器製作跡」です。
旧石器時代の人々が石器を作った作業場に立ち会うことができます。
ピリカ旧石器文化館から徒歩1分の距離にあります。
発掘現場をそのまま展示しています。この展示区域がどのようにしてつくられたのか、整備事業の記録写真からたどってみましょう
ブルーシートをかけた範囲が現在展示している「石器製作跡」に当たります(2001年7月)
石器の出土状態を保ちながら発掘調査を進めているようす(2001年8月)
石器をすべて取り上げた後、地表面に液状のシリコンをかけ、型取り複製しているところ(2001年9月)
型取り複製した地表面の上に石器を元の場所に戻し、石器の出土状況を復元したところ
上図は型取り複製の工程を示したもので、詳しくはこちらの解説ページをごらんください